Debian4.0(etch)r1(2.6.18-5)とpcmcia


しばらく使ったことがなかったコマンドを使ったところ無い!


<cardctl>っちゅうやつで、PCCARDのタプルを調べるものですが・・・


PCMCIAなどはもはや前世紀の遺物みたいなものなので、いちいち気にしなく
てもほとんど動作していたので気にもしなかった。


ちょっと、CFをExt3でフォーマットして電源遮断時のファイル復旧にどのく
らいジャーナルが効くのか調査したかったので<RATOC>社製のPCカード
ダプタ(REX-PCICA?)を取り付けてフォーマットしようとした。


ほとんどのCF(ATA対応)はOKだが、<xDカード>などは認識しないのでタプ
ルを調べたくなり、上記の<cardctl>の登場となったわけである。


結論的には、2.6カーネルでは従来の<pcmcia-cs>というサービスが、おそ
らくは<udev>の関係からか<pcmciautils>というパッケージに変わって
いたことがわかった。


# aptitude install pcmciautils
# aptitude search pcmciautils
p bluez-pcmcia-support - PCMCIA support files for BlueZ 2.0 Bluetoo
p pcmcia-cs - PCMCIA Card Services for Linux (deprecated
i pcmciautils - PCMCIA utilities for Linux 2.6


これで新しい<pccardctl>が使えた(^__^)

#pccardctl ls
Socket 0 Bridge: [yenta_cardbus] (bus ID: 0000:02:02.0)
Socket 0 Device 0: [ide-cs] (bus ID: 0.0)
Socket 1 Bridge: [yenta_cardbus] (bus ID: 0000:02:02.1)

RATOCのコントローラはTIだが、"Yenta"レジスタ規格らしいのでCardBusド
ライバが<yenta>になっているようだ。


本当に知りたかった「Ext3」の実力は・・・

仮想マシンと、Embedded-Linuxアプリ開発の可能性


Linuxのプログラムコードを書くようになって、俄か<emacs>使いをなかな
か抜け出せない。


なぜなら、やはりWindows上のエディタ(私はPeggy)は使いやすくて便利だか
らだ。


もちろん、emacsで何十万行もこなせば、それなりにツールも使いこなして
真の<emacs>使いになれるだろうが、それはあきらめることにして、まあ
使えればいい程度にしておこうと現在では思っている。


なぜなら、ハマルと一生それで終わってしまいそうな気がするので・・・


それじゃあ、どうするかというと以下のようにしている。

  1. Windows上でエディットする
  2. Samba共有フォルダに置く
  3. Linuxマシンでコンパイル
  4. 例えば、mkcramfsでRAMディスクイメージをこさえて
  5. Samba共有フォルダに置く
  6. Windowsからハードに書込んでデバッグ


この繰り返しを延々と・・・(@ @)


それじゃー、例えば

  1. VMware
  2. Virtual PC 2007
  3. Cygwin
  4. coLinux


などのオプションが、Windowsでも使えるが・・・


一応全部試してはみた。


結論としては、「自分のデスクでは二台のPCをKVM(pc切替器)にて行うのが
一番自分に合っている」という中途半端なものだ。


なぜなら、上記のような環境を作成して、Windows上でLinuxを走らせる必要
がある場面というのは、現場でデバッグを行うとき以外はあまりないからで
ある。


仮想環境マシン、CygwincoLinuxのうちでは、なんといってもcoLinuxがま
っとうな道(特にハードよりの人は)だと思うし、スピードの点でも申し分な
いので、現場に持っていくノートに載せる場合は、ローダで切り替えるより
ずっといいと思う。


ただ、これからはいろんな違った環境下でも統一した作業が行える開発環境
を作れないと仕事がしにくくなると思われるので、仮想マシンは必須だと思
う。


その点では、<アットマークテクノ>の<armadillo-500>などの開発環境
は積極的に、VMwareを使っていて小気味良いものだ。

http://www.atmark-techno.com/products/armadillo/dev


PCのハードに依存することなく、たとえばLinuxユーザランドなどを持ち
運べるので、日本以外の現場で仕事をする場合でも、仮想環境さえ統一して
おけば、言語やOSへの依存度が低くなることは間違いない。


ただ、現時点では、頻繁にコンパイルなどを繰り返す現場作業では、ちょっ
と苦しいところがあるかもしれない。


coLinux>については、シリコンリナックス社の以下のページが素晴らし
くて、こころから感謝したくなる。

http://www.si-linux.co.jp/wiki/silinux/index.php?CoLinux%A5%A4%A5%F3%A5%B9%A5%C8%A1%BC%A5%EB%C6%B3%C6%FE%CA%D4

Debian(etch) udev eth1394ではまる?!


ARM-Linuxアプリの開発で使っていた、ASUS-P4P8Xマザーが先週末から変調を訴えていた。


BIOS立ち上げ時にどうもRTCが1900年になっているのでセットアップせよとの仰せである。


う〜ん、もうリチューム電池(CR2032)が切れたのか。
嗚呼めんどうくせー!


と、ほおっておいたらおっちんじまった(;__;)


しかたがないので、できるだけ似かよったマザーをと探して、MSI-6580と交換して環境の回復を
図ったのだが・・・

  1. explore2fsで、Windowsパーティションに開発環境の入ったDebianのディスクを保存
  2. 念のためHDDイメージも保存
  3. いきなり環境入りのHDDを起動ディスクにして無理やり起動!


なんと、これが動いた!!!
最近のカーネルはけっこういけてる!!!
Windowsみたいじゃん!!!


しかし、ここからが、LinuxLinuxたるゆえんか?!
どうもネットワークがおかしい???


調べてみると、<eth0>に<eth1394>がくっついていて、<eth1>にNIC
設定されている。udevチャンの仕業か?!


前のマザーのときにしたネット関連のアプリの設定が<eth0>になっているので、
動作のおかしいものがある。


こんなとき、Google様はほおっておかないよ!


Google:key:='udev','eth1394'


このおまじないで、そのまんまのサイトが現れ出る。


これじゃ、「日出る国」も「日沈む国」になっちゃうよね (@__@)
がんばんべ \(^__^)/